<空港で働く>お土産選びのプロが食べ比べ!年末年始におすすめのお土産菓子ランキングTOP10
今回、新千歳空港・羽田空港・高松空港・鹿児島空港・那覇空港にあるANA FESTAの店舗からスタッフ5名が集結!
それぞれ自慢のお菓子を2品ずつ持ち寄り、店舗スタッフだからこそ知っているエピソードを紹介し合いながら実食し、年末年始にお土産としておすすめしたい商品のランキングTOP10を決定しました。
帰省や旅行で訪れる際に、お土産選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
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貝原さん
新千歳空港
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池田さん
鹿児島空港
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下さん
羽田空港
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城間さん
那覇空港
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菊川さん
高松空港
まずは、10位から6位にランクインした商品をご紹介します。
【10位から6位商品】
10位:羽田空港「常盤堂雷おこし本舗 上磯部4種ミックス」 詳しくはこちら
下さん
お客様の根強いリクエストにより復活した一口サイズの「雷おこし」。浅草の老舗が江戸時代から受け継ぐ職人技をぜひ体感してください。
9位:那覇空港「紅いヤツ 紅芋ホイル焼き」 詳しくはこちら
城間さん
久米島産紅芋を生地にも餡にもたっぷり使用した、ほんのり桃色が可愛いケーキ。紅芋のやさしい甘さに、爽やかな柚子の香りが効いています。
8位:高松空港「おととせんべい」 詳しくはこちら
菊川さん
今でも昔ながらの製法で職人が魚を1尾ずつ丁寧にさばき、1枚1枚手焼きしています。季節によって魚の種類が変わるのが面白いです。
7位:鹿児島空港「やくしま果鈴 南国ショコラーノ」 詳しくはこちら
池田さん
屋久島産「たんかん」の蜜煮をぜい沢に使った大人の焼菓子。しっとり濃厚なショコラと、たんかんの爽やかな風味が絶妙です。
6位:新千歳空港「ルタオ まあある ショコラブラン」 詳しくはこちら
貝原さん
すっきりとした甘さのホワイトチョコとベリーの甘酸っぱさが相性抜群!ザクっと軽やかな食感のクランチチョコで新千歳空港限定品です。
5位からは、店舗スタッフ5名の実食レポートとともにご紹介していきます。
【5位から1位商品】
5位 鹿児島空港「極上 元かるかん」

池田さん
1884年創業の老舗、徳重製菓とらやが手掛ける「極上元(はじまり)かるかん」です。鹿児島の伝統銘菓「かるかん」と言えば、一般的に丸くてこしあんが入っている「かるかん饅頭」を指しますが、こちらは生地の美味しさだけで勝負しているあんなしタイプになります。
城間さん
「かるかん」は九州・沖縄地方でさまざまなお店が作っていますよね。このかるかんも美味しいですよね!
池田さん
私が幼い頃から食べていた学校給食のパン製造も行う、霧島市ではお馴染みの製造会社さんのかるかんです。この商品は天然の自然薯をあえて皮ごとすりおろし、生地にたっぷりと練り込んでいるため、やや薄茶色をしているのが特徴です。もちもちの食感と上品な甘さで、昔から地元の方々に愛されています。
下さん
「かるかん」は知っていましたが、食べるのは初めてです。皮ごと入っているのは珍しいですか?
池田さん
そうですね、皮は入れないことが多いです。自然薯と米粉と砂糖だけで作られています。皮ごと入っているおかげで、他にはない粘りと弾力があって風味が豊かです。
菊川さん
確かにすごくもちもちですね!あんがない方がシンプルで美味しいかもしれません。しっとり、もっちりとした食感で、多くの方に味わってもらいたくなります。
池田さん
よ〜く噛んでみてください。自然薯の粘りを感じてきませんか?
城間さん
とても上品な甘さと素朴な味わいですね。よく噛むと粘り気を感じますが、それがみずみずしい口当たりを生み出しています。
貝原さん
じっくり食べ進めていくと、だんだん甘くなっていくような。お米みたいな風味も感じます。上質な素材が活かされていて、甘さ控えめなのがいいですね。
下さん
かるかんは軽いのかと思ったら、意外と食べ応えがあって、腹持ちが良さそうです。おやつにちょうどいいですね。このような箱入りだと、贈答用にもよさそうですね。
池田さん
パッケージの印字に高級感のある金色を使っているので、改まったお土産にも最適です。箱がスリムな形状なので、バッグやスーツケースに入りやすいところも喜ばれています。私の地元で愛されてきた味を多くのみなさんに知ってほしいと思います!
4位 那覇空港「サーターアンダギー詰合わせ(プレーン・レモン)」

城間さん
今年10月に発売されたばかりの新商品です。沖縄土産の定番といえば「サーターアンダギー」ですが、今まで大袋入りの商品しかありませんでした。そこで、贈答用や配りやすい個包装タイプを作れないかメーカーさんに相談し、生まれたのがこの商品です。
また那覇空港ではANA FESTAでしか買えない限定商品になります。
池田さん
確かにサーターアンダギーは1袋にたくさん入っているので、食べきれないことが多いです。このように1個ずつ個包装になっていると、いつでも気軽に手に取れていいですね。
貝原さん
プレーンとレモン味の2種類が入っているのですね。沖縄らしい黒糖や紅芋の味があるのは知っていましたが、レモン味は見たことないかもしれません。
城間さん
そうなんです。レモンを使ったお土産品は沖縄でも数少ないのですが、沖縄ではお盆の時期にレモンケーキをお供えする習慣があり、馴染みのあるフレーバーです。
こちらのサーターアンダギーは、レモンの風味でさっぱり食べられるよう工夫されています。
下さん
食べていくと中からレモンの存在を感じますね。爽やかな香りがふんわりして、ほんのり甘い生地との相性がいいですね。今までのサーターアンダギーより油っこくなくて、食感も軽いと思います。
菊川さん
個包装が三角のフォルムで見た目も可愛らしいですね。開封後に手を汚さず食べられるのも非常に良いと思います。これは何個入りですか?
城間さん
プレーンが四つ、レモンが四つの合計8個入りです。職場などのお土産にも配りやすいですよね。さらに、サーターアンダギーでは珍しい箱入りという点にも注目です。パッケージはお土産を選ぶ時の大事なポイントですよね。
貝原さん
箱のイラストは写真かと思ったらすごいリアル!サーターアンダギーを油で揚げている瞬間を描いたものなんですね。今までにないポップな感じだから新鮮です。
3位 新千歳空港「リプトン×き花 レモンティー」

貝原さん
北海道を代表するお土産の一つ壺屋総本店「き花」の新フレーバーで、私たちも商品開発に携わった新千歳空港のANA FESTA限定商品です。紅茶ブランド「リプトン」とコラボレーションした爽やかなレモンティー味になります。ANA FESTA千歳店の店舗スタッフが試食を重ね、茶葉の香りの強さやレモン果皮の苦みなどを検討して完成した自信作です。
下さん
とても香ばしくてザクザクっとした食感が楽しいですね。紅茶の香りがふわりと鼻に抜け、なんだか優雅な気分になります。
貝原さん
この歯応えは後を引きますよね!もともと「き花」シリーズはクッキー部分にアーモンドを配合しているので、香ばしさと食感が楽しめるのが特徴です。今回はティーパウダーとレモンの皮を練り込み、上品な香りと味わいを楽しんでいただけるようにしました。
城間さん
中に挟んであるホワイトチョコレートが、レモンの風味を引き立たせてくれます。レモンの皮の苦味もほんのり感じて、甘さもちょうど良い!
貝原さん
レモンティー味なので、紅茶とレモンそれぞれの香りがお互いに打ち消し合わないよう、バランスにはかなりこだわりました。
菊川さん
しっかりした歯応えなので、1個でもとても食べ応えがあって、満足感がありますね。紅茶と合わせてティータイムのお供にしたいです。
池田さん
紅茶フレーバーは女性ウケが良さそう。幅広い世代に喜ばれるでしょうね。
2位 高松空港「讃岐おんまいミルクつつみ」

菊川さん
香川県高松市内で人気のあるケーキ屋さんに目を付け、お取り扱いを始めた私の推しスイーツです。「おんまい」というユニークな名前は、讃岐の方言で「お菓子」「おいしいもの」という意味。中のミルク餡には、香川の名産品である「和三盆糖」を使っています。さらに「希少糖」という、香川大学が研究している体に優しい糖を使っており、香川の魅力がぎゅっと詰まったお菓子です。
貝原さん
和三盆は普通の砂糖とは異なり、上品な甘さのイメージですね。食べてみると甘さ自体は本当に控えめで、味わいに優しさがあるように感じます。
菊川さん
和三盆は京都の和菓子などにも使われる、きめ細かくまろやかな甘みのお砂糖です。香川では「讃岐和三盆」と言われ、200年余りの歴史があるんですよ。
下さん
口にした瞬間から最後の一口まで、しっとり感がずっと続きますね。ここまで口溶けのいい焼菓子は、他で味わったことがないかもしれません。
菊川さん
ぎっしり入った餡と皮の一体感がとにかく素晴らしいです。なめらかな口溶けのハーモニーを楽しんでください。
池田さん
小豆がゴロッと粒ごと入っているから食べ応えを感じます。これはご年配の方のお茶請けにぴったりですね。日本茶と一緒にいただきたくなります。
菊川さん
バターの芳醇な香りがする洋風和菓子なので、もちろんお茶にも合いますが、私はコーヒーと合わせるのが好きです。
菊川さん
さらに注目は、この可愛らしい限定パッケージ。空港や駅などの土産物店だけで販売しており、再開発で新しくなった高松駅周辺の街並みをデザインしています。オリジナルパッケージより限定パッケージの方が売れ行きが良かったため、期間限定販売の予定でしたが、私がルーヴさんに頼んで継続していただいています。
城間さん
マップのように描かれているイラストを見ながら、この旅行の思い出も振り返られるというわけですね。旅の土産話のきっかけにもなるので、売れる理由がわかりますね。
1位 羽田空港「東京ムーンポテト シーソルト&バター味」

下さん
東京土産の新定番として、ぜひ手に取ってほしいのが、こちらの「東京ムーンポテト」です。伊豆大島で日本伝統の製法を継承しながら生産されている海塩「海の精」を使用しており、東京産の素材を使用しています。また国産のじゃがいもを使用しており、製造元のカルビーさんが、北海道土産「じゃがポックル」のように、東京の定番商品となるようにという思いを込めて開発した商品です。関東地方限定販売なので、羽田スタッフが今おすすめしている商品です。
池田さん
確かに東京産の食材を使っているのは、今までなかったですね!食感はとても軽い。サクサクで、ホクッとしたお芋らしさも感じます。三日月の形なので、かじった場所によって食感が変わるのが面白いですね。
下さん
丸いじゃがいもをそのままカットしているので、厚みがあって素材の美味しさがダイレクトに伝わってきますよね。
貝原さん
割としっかり塩味がありますね。じゃがバターの風味がすごい!よく噛むと最後の方にじゃがいも本来の甘みを感じます。
菊川さん
ついつい食べ過ぎてしまいますね。つまむ手が止まりません!海外の方にも受け入れられそうな味ですよね。小さいお子様からご年配の方まで幅広く好まれそう。
下さん
パッケージにもこだわりがあり、世界的な北欧テキスタイルブランドの日本人デザイナーさんが手掛けています。スカイツリーなど東京各地の名所がデザインされているんですよ。
城間さん
箱も小袋もおしゃれで喜ばれそうですね。やはり名所が入っているデザインは、お土産に最適ですね。東京らしさを感じます。
下さん
食べきりサイズの個包装でお土産に配りやすく、軽くてかさばらないので、空港でまとめ買いするのにぴったりです。観光や出張に来られた際は、ぜひお買い求めください!
※掲載商品は、2025年10月23日(木)時点の内容です。
※商品の在庫・取扱い状況については変更となる可能性がございます。詳細は店舗へお問い合わせください。
最後に、改めて、ランキングのご紹介をいたします。
<空港で働く>お土産選びのプロが食べ比べ!
年末年始におすすめのお土産菓子ランキングTOP10